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「オーイ!夏休み」

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アトリエ自遊楽校を始めた頃、地元紙の河北新報で「随想」や「のびのび子ども学」等のコラムを書いていた。今、いろいろ整理していて読み返してみるとけっこう面白い。『夏、私が子どもの頃好きだったものシリーズ、ベストスリー。その1、「川でヤスを使って魚を突く」。私の場合は鳴瀬川がその舞台。自慢のヤスは毎日ピカピカに磨いた。川の中央にゴミが堆積しているところがあり、そこをグリッグリッとやる。中にいるうなぎが息苦しくなって頭をぬーっと出す。だんだん水が澄んできて「いまだっ」と思うと自分の足の親指だったりする。ドキドキする。なによりも、水中のシーンが圧倒的にキレイだった。夏の日差しのカーテンの中で遊ぶ鮎。空気の粒が競うように川面に上るさまをみては、魚を突くのを忘れ、しばし呆然とする。その2、「トマトとお昼寝」外で遊んできた後に、冷蔵庫に自分の頭をしばらく突っ込む。水滴がいっぱいついたトマトを取り出し、ガブッとやる。いまの「完熟トマト」のようにヤワヤワしたものではない。皮に存在感があり歯ごたえがたまらない。そのトマトは夏の匂いがした。食べた後にそのまま台所でお昼寝をする。台所の北のドアを開放すると、夏の風が体の上を通りぬけていく。台所のPタイルが冷たくて気持ちいい。セミの声がだんだん遠くなり、幸せな時間が流れていく。その3、「夏祭り」。夜店が出るその日だけ、夜遊びが許された。お小遣いは、当時、私にとっては大金の50円。その50円玉をぎっちり握って友達と暗い夜道を走る。どのテキ屋のおじさんと勝負するかあれこれ思い悩み、一大決心して50円を使うとき、手のひらには黒く跡が付いていたものだった。』うーん、このコラムは私どんちゃんの子ども時代の夏の思い出だが、子どもの健全育成というのは、子ども時代にどれだけ楽しい時間を持ったかで決まってしまうと思っている。

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